CAT312  絶縁型8チャンネルD/A変換ボード

cat312




CAT312 DAC-Aは8チャンネルの12ビット絶縁型D/A変換ボードです。D/A変換ICにはアナログデバイセズ製のAD5724を2個使用しています。

出力レンジはソフトウェアから設定可能で
+5V、+10V、±5V、±10V
をチャンネル毎に選択することができます。

またアナログ回路用の電源として±12VのDCDCコンバータを実装していますので、5V単一電源を供給するだけで動作します。

仕様

分解能 12ビット (D/A用IC:AD5724A × 2 アナログデバイセズ製)
チャンネル数 8チャンネル
出力レンジ +5V、+10V、±5V、±10V (チャンネル毎にソフト設定)
出力電流 MAX ±4mA
出力電圧
セットリング時間
Max 12μSEC
総合未調整誤差(TUE) Max ±0.3% FSR
積分非直線性(INL) Max ±1LSB
微分非直線性(DNL) Max ±1LSB 単調性保障
ゼロ誤差
オフセット誤差
Max ±6mV
リファレンス電圧IC ADR03ARZ (アナログデバイセズ製)、2.5V出力
(ボード上のボリュームにより電圧の微調整可能)
D/AコンバータICの
アクセス方法
「SPI」シリアル通信によるSCK信号(シリアルクロック入力)、
SMO信号(シリアルデータ入力)
SCK周波数 Max 2.5MHz (データ転送レート:Max 2.5Mbps)
SCKのLoパルス幅およびHiパルス幅:それぞれ Min 200nSEC
絶縁方法 D/A用電源はDCDCコンバータ、信号はフォトカプラ
電源電圧(Vcc) 5V±5%
消費電流:約380mA (無負荷時)
動作温度範囲 0 ~ 55℃ (結露のないこと)
基板 基板寸法:107×126mm
取付穴寸法:99×118mm (4-φ3.5)
材質:FR-4、1.6t、4層基板
質量:約71g

 

ブロック図