CAT323  絶縁型8チャンネルA/D変換ボード

cat323



CAT323 ADC-Bは、高精度・高スループットのアナログデバイセズ製24ビットΣΔADC AD7738を使用した絶縁型8チャンネルA/D変換ボードです。

入力レンジは
0~+10.24V、±10.24V、
0~+5.12V、±5.12V、
0~+2.56V、±2.56V
をソフトでチャンネルごとに選択することができ、シングルエンドまたは差動信号入力で使用できます。

アナログ回路用の電源として±12VのDCDCコンバータを実装していますので、5V単一電源を供給するだけで動作します。

仕様

A/Dコンバータ AD7738、24ビットΣΔ型 (アナログデバイセズ製 )
チャンネル数 8チャンネル (シングルエンド入力時)
4チャンネル (差動入力時)      [混在使用可能]
入力レンジ 0~+10.24V、±10.24V、0~+5.12V、±5.12V、0~+2.56V、±2.56V
[チャンネル毎にソフトで設定]
AD7738のマスター・クロック周波数 6.144MHz
出力データ変換レート 372~12166Hz(チョッピング・イネーブル)
737~15398Hz(チョッピング・ディセブル)
ノーミスコード 24ビット (FW≧8の場合)
積分非直線性誤差(INL) Typ ±0.0015% FSR
Peak to Peak 分解能 14~18ビット (少ないコード・フリッカーで使用できる実用的な分解能。入力レンジや変換時間に依存)
キャリブレーション ソフトによりチャンネルごとに行なう
ゼロスケール・キャリブレーション及びフルスケール・キャリブレーション
入力バッファ用
オペアンプ
OP2177×4 (アナログデバイセズ製)
A/Dの各チャンネル毎に入力バッファとして使用
オフセット電圧:Typ 25μV、オフセットドリフト:Typ 0.2μV/℃
DC入力抵抗 約 10MΩ
最大過電圧入力 ±20V (ボードを損傷すること無くAGND基準でAIN0~AIN7に入力できる電圧です。正常動作する電圧ではありません)
電圧リファレンス REF5020 (TI製) 2.048V [ボリュームで微調整可]
出力電圧温度ドリフト Typ 3ppm/℃
シリアルEEPROM 25AA320A相当。キャリブレーションデータ保存用
絶縁方法 電源はDCDCコンバータ、信号はデジタルアイソレータ
A/Dコンバータ、
EEPROMのアクセス方法
「SPI」シリアル信号による
SCK(シリアルクロック信号)、SMI,SMO(シリアルデータI/O信号)
電源電圧 5V±5%
消費電流:320mA MAX (±12V出力無負荷時)
動作温度範囲 0 ~ 55℃ (結露のないこと)
基板 基板寸法:107×126mm
取付穴寸法:99×118mm (4-φ3.5)
材質:FR-4、1.6t、4層基板
質量:約75g

 

ブロック図