| １．ユーザ側での準備項目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | MCU動作モードは、ユーザモード時の設定になります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | ユーザプログラムの開始アドレスは、0x200番地以上にして下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | メモリマップ
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| ２．使用制限事項 |
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デバッグをするためには、MCUをエミュレーションモードにする必要があります。 エミュレーション−モード遷移の操作でエミュレーションモードにして下さい。 |
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| ･ | NMIは、デバッガが占有します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ファーム使用の割り込みベクタは下記の通りでダウンロード時に自動セットされます。 (ベクタ2/7/12/13/14/15) |
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| ･ | リセットベクタ値は0x200以上とし、その番地にはスタックポインタ設定の命令を配置することを推奨します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ | [trapa #3]の命令は、ユーザ側で使用しないで下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ | NMIエッジは、立下りエッジ(初期値)とします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ | 上記ファーム使用アドレスは、デバッガが使用しています。ユーザはアクセスしないで下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ |
使用端子は、占有・共有に使用します。(E8aに準拠) (P87 P86 P85 NMI)占有 (RST)共有< |
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| ・ | ターゲットとの接続は、推奨接続参考図をもとに設計して下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ | データフラッシュ領域への書き込みはサポートしていません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ・ | デバイス制限としてフラッシュメモリの書き換え回数に制限があります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ３．機能制限事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | レジスタのSP(スタックポインタ)は、リードオンリです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | ソフトウェアパーツの[PUTCH]を、使用する事が出来ません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | ソフトウェアパーツの[ソースブレーク]を、使用する事が出来ません。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | オンザフラ機能で「割り込み使用する」の設定をした場合、ターゲット実行中に約10msec毎にターゲット状態を調べるため送受信によってモニタを起動させています。ターゲット側の実動作に影響を与える場合は「割り込みを使用しない」側に設定して下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ４．ブレークに対する注意事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | 実行後ブレーク固定です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ロングワードデータ(long)は、ワードアクセスが2回連続して行われます。 下位側1ワードでブレークさせたい場合は、アクセスアドレスに+2をして指定して下さい。 例) [long LoopCnt]が[1]になった時にブレークさせたい場合は、 [LoopCnt+2 MW 16bit 1]と指定して下さい。 |
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| ５．Ｈ８Ｓ／Ｔｉｎｙの特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | H8S/Tinyは、PowerON時、低速OCO側になっています。上記設定後(WDTの無効)にメイン発振器に切り替える手続きを記述して下さい。なお、ブレークモード(ファーム実行)時は、デバッグ専用OCO(20MHz固定)で動作し、復帰時にユーザ設定のOCOに切り替わる仕様になっています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | ブレークモード中に、基板単体のみのRESET操作はしないで下さい。RESETが必要な場合はコントロールソフト[DEF8K]側からのRESET操作をして下さい。なお、DEF8KからのRESETは、MCU,DTC,低電圧検出回路を除くモジュールがRESETされます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | エミュレーションモードへ遷移した場合、VCCがゼロになるまでMCUに対するRESET信号は無効になります。電池バックアップシステムの場合、製品出荷用にフラッシュROMに書き込みをした場合、必ず、VCCをゼロにする処置をして下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ６．ファーム起動時のＭＣＵに対する設定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | (TCWD)ウォッチドッグタイマが有効になっている場合、ユーザモードへ復帰時にカウンタをゼロにしています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ７．低消費電力モード状態の注意事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | 低消費電力状態でブレークモード(ファーム実行)させますと低消費電力モードは解除されます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ８．ウォッチドッグタイマの注意事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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H8S/Tinyは、PowerON時、ウォッチドッグタイマが有効になっている品種です。プログラムの初期化等が済むまでは無効にする手続きを入れることを推奨します。特にルネサスC標準の[resetprg.c]を使用する場合は、必ず、SPの設定後に無効にする手続きを記述して下さい。 理由は、[_INITSCT()]処理中にWDTのタイムUPをしてしまい、プログラムが進まなくなる可能性があるからです。 |
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| ９．その他の注意事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ･ | H8S内部I/Oレジスタの中には、16,32ビットの指定ビットによるアクセス制限がついている場合があります。メモリセットコマンド等で内部I/Oレジスタアクセスする場合は、指定ビット長でアクセスして下さい。指定外ビット長でアクセスしますと間違った情報を得ることになります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| １０．オンザフライ時のＭCU停止時間の計測値 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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