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Windows環境によくマッチしたコントロールソフト「ABCWin]の操作性は、今までにない快適な開発環境を約束します。
                                    


■ポインタ演算子・配列演算子・キャスト演算子
●ポインタ演算子(*)
シンボル名の頭に*マークを付けますと、間接論理アドレス指定になります。
●配列演算子([])
シンボル名の後に[マークを付けますと、配列指定になります。
要素1に対するアドレスは、シンボルタイプに依存します。
(char=1バイト short=2バイト long=4バイト..)
配列演算子は1次元配列のみサポートします。
●キャスト演算子
シンボル名の頭にキャスト演算子を付ける事により、シンボルタイプを一時的に変更することが出来ます。
(char)(short)(long)(float)(double)(long double)(IOADR)の指定が出来ます。
(IOADR)は、I/Oアドレス指定になります。(ABCwinオリジナル)
※注意 扱う事の出来るシンボルは、グローバルシンボルとラインシンボルです

■インスペクト,評価/変更窓
●View窓に表示されているシンボル上にマウスカーソルが移動するとシンボルの内容を表示するインスペクト機能を追加しました。



■ダンプエディット機能追加
Data部で、マウスクリックをしますと、直接数値入力モードになります。
↑↓→←キーにて移動でき、右上にアドレスとシンボルが表示されます。

■ブレーク(停止)履歴機能
デバッグ中にブレーク(停止)したアドレスの全レジスタとWatch情報を4Kステップ分記憶しトレース風に表示します。
<特徴> 
B[0]が最新のブレーク情報になります。
B[-4095]4Kステップ前のブレーク情報です。
B[x]の位置でダブルクリックしますとCviewにソース表示をします。
ブレーク履歴情報のC/Asm表示の選択ができます。
カーソル位置の記憶したレジスタとWatch情報を表示します。
ブレーク履歴の検索ができます。
ブレーク履歴情報をファイル保存できます。

■Watchでデータ変更する機能追加
Data部で、ダブルクリック又はリターンをしますと、直接数値入力モードになります。
周期サンプルにチェックをしますと、プログラム動作中に周期的にオンザフラ機能によりターゲットの情報を取得表示します。
Watchポイントは、最大8ポイントです。

■Mix表示機能
CソースラインとアセンブラのMix表示が可能になりました。

■Cview検索(Grep)機能 
マウスカーソル位置の文字列を全登録モジュールより検索表示します。

検索結果行でダブルクリックしますと、その位置のソースをView画面に表示します。 

■シミュレーション機能(オフライン操作)
シミュレーション機能(オフライン操作)を有効にした場合の全体画面です。
<特徴>
ターゲット基板が無い状態でも簡易なデバッグが可能です。I/Oのシミュレーションは一部を除きできません。
ただし、MMUと割り込みコントローラは、シミュレートに対応しています。
ブレーク設定は8点まで可能です。(データブレーク8点)
最新4Kステップ分の実行履歴と全レジスタ内容とメモリアクセス履歴(最終8ポイント)を記憶しています。
シミュレーションについてはこちらを参照して下さい。

■シンボル表示機能追加 
登録されているシンボルのアドレスを表示します
シンボル部でマウス右クリックのプルダウンメニューにて各表示先を自由に選択できます。

カテゴリ別に選択可能(全部・コモン・バンク・I/O)シンボル表示順をアドレス/名前順に選択できます。

■プログラムコード分析のメモリ先選択 
トレース/ステップ/逆アセンブラ表示等のプログラムコード分析時にメモリ先を選択することができます。
メモリ先 設定・表示項目 原理 長所/短所
PC側メモリ 擬似
(PcMemory)
ダウンロード実施時、PC機側にターゲットと同じメモリ空間を作成し、プログラムエリアのみ擬似対応する。




(環境設定にて設定)
<長所>
・情報取得時の速度が向上する。
・ターゲット実行時の情報取得時にオンザフライ機能等によるターゲットの停止頻度が減少する。
<短所>
・ダウンロードを実施しないと、この機能は使用することができません。
ターゲット側メモリ 実体
(Target)
常時ターゲット側のメモリから通信により取得する。




(環境設定にて設定)
<長所>
・実メモリである。
・ダウンロードをしなくても常時可能である。
<短所>
・情報取得時が通信経由の為、速度が低下する。
・ターゲット実行時の情報取得は オンザフライ機能によりターゲット側が一時停止する。

■評価・変更機能追加 
●評価/変更窓での変数の評価および変更が簡単に出来るようになりました。(配列やポインタが、評価しやすくなります。)
評価変数部
<シンボル名> <要素数>を入力します。
シンボル名の宣言タイプは、自動認識しません。キャスト演算子を入れてタイプの変更ができます。
「↑」戻るを押しますと前回入力した項目に戻ります。
データ表示部
要素ごとに「16進」「10進」「文字」を表示します。
クリーム色のカーソルバーは、データ変更する場合に使用します。
データのファイル保存ができます。
変更値部
データ表示部で選択した(カーソルバー)部のデータを変更するのに使用します。

■ハードブレーク履歴
BP1/BP2の設定した履歴を最新16ポイント迄記憶し、再設定およびポイント確認ができます。
これにより、16点まではソースの表示をしなくても自由にブレークポイントの選択設定が可能になりました。
又、ブレクポイントの設定されたソース部分を簡単な操作で表示可能にしました。
1) ブレークポイントは、順番に記憶されます。ただし、途中で空きがあった場合は、その場所に優先的に入ります。
2) アドレス部で「ESC」キーを押下しますと、そのポイントを削除します。
3) BPx履歴全消去をチェックしますと、そのポイントの全16ポイントを削除します。
4) アドレス/シンボル部で「ダブルクリック」しますと、そのアドレスのCViewになり、ポイントを設定します。
5) 各番号の左側をチェックしますと、そのポイントのブレークポイントを設定します。

■レジスタPC周期サンプリング&ログ記録
レジスタPCの値を周期的にサンプリング可能にしました。
サンプリング値はログ記録のONにより、ファイルへ書き込みが行うことが出来ます。
これにより、プログラムが暴走した時にも、後からPC値の解析を行うことが可能であり、デバッグが効率良く行うことが出来ます。
周期時間は、WindowsPC機の処理能力により影響を受けますが、だいたい50〜200ms/サンプルです。
なお、レジスタPCを読む場合、オンザフライ機能を利用していますので、ターゲットを一時的に停止させていますので注意して下さい。
正確に停止時間を計測する場合は、BF3000本体のステータスLED(シルク「LED1」)のシルク「G」側のLOW時間を計測しますと得られます。

■標準機能
メモリセット
メモリダンプ
メモリフィル
ダンプ基数変更
10 <-> 16進変換表示
レジスタアクセス
MMU値表示
ウォッチ
シンボルアドレス表示
I/Oポート入力
I/Oポート出力
シンボル読込
ダウンロード
アップロード
べリファイ
プログラム実行
プグラム強制ブレイク
ブークポイント設定・解除
逆アセンブル表示
1ラインアセンブラ入力
Cソースの選択
Cソースとラインアドレス表示
トレース実行
ステップ実行
Cソーストレース実行
Cモジュールステップ実行
フラッシュROMライタ

ログ記録開始/終了
ターゲット状態表示
ターゲット及びBF3000のリセット
ディプスイッチのセット方法
バージョン表示
ヘルプ
MS-DOS実行
★印は、ターゲット実行中でも受付けます。(オンザフライ機能)
■ショートPB
4種類のショートPBにて、ワンクリックで以下の機能が使用可能です。


Go プログラム実行 ターゲットプログラムを実行します。
Break プログラム強制ブレイク 実行中のプログラムを強制中断します。
Reset リセット ターゲット及びBF3000をリセットします。
Win サブ窓の退避/復元 レジスタ・MMU・ウォッチ・シンボル表示インフォメーション窓を一緒に退避/復元します。


Reg:レジスタアクセス
レジスタ窓のオープン・クローズ

レジスタ窓には全レジスタの値が表示され、プログラム停止時に内容が更新されます。
必要な時には、ボタン操作でレジスタ窓を開いて現在のレジスタ値を見ることができます。
又、この窓でレジスタの内容をキー入力により書き換えが可能です。
MMUMMU値表示
MMU窓のオープン・クローズ

MMU窓にはMMU値が表示されます。
必要な時には、ボタン操作でMMU窓を開いて現在のMMU値を見ることができます。
Watch:ウオッチ
ウォッチ窓のオープン・クローズ

個別にI/O入力データ及びメモリ内容をプログラム停止ごとに表示します。
Symシンボルアドレス表示
シンボル表示窓のオープン・クローズ

登録されているシンボルのアドレスを表示します。

Trace トレース実行 トレースを開始します。
Step ステップ実行 アセンブラレベルでステップトレース(PC値が次の行になるまで実行)を開始します。
CTrac Cソーストレース実行 Cソースでのトレース(PC値がCソースのいずれかのアドレスに一致するまでトレースを実行)を開始します。
CStep Cモジュールステップ実行 CモジュールレベルでCステップトレース(PC値が現在選択されているCモジュールのいずれかのアドレスになるまでステップトレースを実行)を開始します。

DI 割り込みを禁止します。
EI 割り込みを許可します。
IntFlg 割り込みの禁止/許可状態を調べます。

■ダンプ窓
コンボボックスの項目選択でダンプ窓の機能が切り換えられます。
コンボボックスの項目選択でダンプ窓のメモリタイプが切り換えられます。
メモリダンプ
メモリの内容を表示します。
メモリセット
指定されたアドレスの内容を変更します。
I/Oポート入力(ダンプ)
I/Oポートの内容を表示します。
I/Oポート入力(バイト)
I/Oポートの内容を表示します。
I/Oポート出力(バイト)
I/Oポートに出力します。
1ラインアセンブラ入力
アセンブラ言語をコード化し、設定されたアドレスに書き込みます

■メモリフィル
指定されたアドレスに指定パターンをサイズ分セットします。

シンボル読込
マップ及びライン情報を読み込みます。

■ダウンロード
プログラムファイルを読み込み、ターゲットに書き込みます。

■アップロード
メモリの内容をファイルに書きます。

ブレークポイント設定・解除
ブレークポイントの設定/解除をします。
Cソースとラインアドレス表示
View窓にCソースとラインアドレスを表示します。
青のラインは、ブレイクポイント1が設定されているラインを示します。
緑のラインは、ブレイクポイント2が設定されているラインを示します。

逆アセンブル表示
指定されたアドレスから逆アセンブルし、表示します。

フラッシュROMライタ
ターゲット側に実装したフラッシュROM(RAM)に複数回ダウンロードする場合に使用します。
オンボードフラッシュROMライタと同等の機能です。

ログ記録開始/終了
ワンクリックでログの開始/終了が切換可能です。

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